子宮内膜症

命に関わるわけでもなく、女性特有ということで研究が遅れて来た「子宮内膜症」。
心配な人も、知人がなっている人も、少しでも理解できればと
ココでわかる範囲で情報をお伝えしていきます。

※症状・進行・治療法ともに個人によって異なります※

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++子宮内膜症とは++

本来なら子宮の内側にあるべき内膜の組織が、子宮内膜以外の臓器に発生して増殖する病気です。
子宮の外側、周辺の臓器、場合によっては肺にまで転移します。その組織は、月経周期に合わせてその場所で細胞が増殖・剥離して出血します。そのため、剥離した組織や血液が固まりとなり、周辺の組織と互いに融合し癒着します。

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++主な症状++

●激しい月経痛
●月経時以外の骨盤痛(下腹部痛・腰痛)
 性交痛
 排便痛
 排尿痛
 月経時の頭痛
 過多月経(月経量が多い)
 月経がレバー状の固まりになる
 月経期間が長い
 肛門の奥が刺すように痛い
 吐き気・嘔吐
●不妊
 貧血
 不正出血
 便秘
 下痢
 血尿(病巣が膀胱内部まで侵入した場合)
 血便(病巣が直腸内部まで侵入した場合)

※●印は、三大症状。
※病巣は良性の腫瘍のため、命に関わることはない。

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++原因は?++

●特定できる原因は無し

冒頭にも書いたように、女性特有で死に至らないために、研究が遅れており、原因は特定することができません。現在の研究段階では諸説があり、晩婚化や少子出産なども言われていますが、私のまわりでは、出産経験のある人も多く私自身も3人産んでいますので何とも言えません。また、月経血の逆流という説もあるそうですが、これはほとんどの女性に起こっている現象なので、なぜ一部の人だけが発症するのかという決め手にはなりかねます。その他、免疫異常やアレルギー体質などの説もあり、間違った説では乱れた性生活などとの誤報(かなり失礼だと思います。)などもあったようで、かなりマスコミ関係でも情報が混乱しているようです。

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子宮内膜症の種類(発症部位)や、進行具合、治療方法などについて
更新して行く予定です。



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